コンピュータの性能はここ10年で飛躍的に上がりました。
今の時代、街中の監視カメラですら他者のコンピュータを攻撃する踏み台に使われるほどです。
そんな悪の技術を駆使するクラッカー達は常に防御の脆いコンピュータを探しています。
クラッカー達から身を守る最低限の策としてOSの自動更新は常に有効にしておきましょう。
自動更新というのは、コンピュータのOSに含まれていたセキュリティの欠陥などを修正してくれる機能です。
この自動更新を有効にしないと、セキュリティの欠陥はそのまま放置されてしまいますので常に脅威に晒されることとなってしまいます。
ウイルス対策ソフトウェアをインストールしよう
昔は高度で専門的な技術が必要だったマルウェア(ウイルスなどのコンピュータに有害なプログラムの総称)作成も、今では作成ツールを使えば誰でも簡単に作成できてしまいます。
毎日のように新種のウイルスが作成されています。
OSの自動更新を有効にしただけではこれらの脅威から身を守ることはできません。
そこで必要となってくるのがウイルス対策ソフトウェアです。アンチウイルスソフトとも呼ばれています。
アンチウイルスソフトにも様々なものがあります。
サポート継続料金を支払うものや、一度購入すれば永久的にサポートを受けられるものもあります。
お金をかけたくないのであれば、フリーウェアがお勧めです。
ウィンドウズで有名なマイクロソフトからもフリーのアンチウイルスソフトが提供されています。
コンピュータを操作するのはあなたです
結局コンピュータを操作するのはあなた自身ですので、自分自身でセキュリティ管理をしなくてはいけません。
どんなに強固なセキュリティシステムを構築したとしても、セキュリティに対する意識が低ければ意味を成しません。
最新のOSでウイルス対策もばっちりだったとしても、むやみやたらに不審なファイルを実行したり、不審なウェブサイトにアクセスしてはいけません。
最新状態のOSであっても未発見のセキュリティの欠陥は存在しますし、アンチウイルスソフトも全てのウイルスを検出できるわけではないからです。
これらの対策はあくまで補助であって完全な防御を保障するものではありません。
コンピュータを操作するあなたのセキュリティに対する意識を高めてはじめて完全な防御となるのです。